このコラムでは、「すずめのナイフ」というブランドの世界観をお伝えしていきたいと思っています。
その一環として私が影響を受けてきたものを紹介していきます。
初めて自腹で行った美術館
ちょっと昔の話になりますが、私はよく「美の巨人たち」というテレビ番組を観ていました。
絵画の解説と、それを描いた画家の人生を紹介する番組です。私はこの番組が大好きで毎週欠かさずに観てましたよ。
それでたまたまジョルジュ・ド・ラ・トゥールという画家に焦点を当てた回がありました。
それを見て私はすごく衝撃を受けました。理由はよくわからないのですが、とにかく心が惹かれました。
そしてその放送の数日後から、東京の上野にある国立西洋美術館でジョルジュ・ド・ラ・トゥール展をやるそうじゃないですか!
それまで自腹で美術館に行ったことは無かったのですが、即決で行くことにしました。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵画の魅力
とりあえず何枚か画像を引用します。
パッと見てまず感じるのは、光と影の表現がすごいですよね。
そしてなんとも言えないような静寂な雰囲気を感じます。
実際に現物を見ると、吸い込まれそうな感覚になりました。
けっこう多くの作品が展示されていまして、じっくり時間を掛けて鑑賞してきました。
そしてすっかりハマって作品解説みたいなパンフレットも買って帰りましたよ(笑)
今でも胸に残っているもの
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展に行ったのは、もうかなり昔の事です。改めて調べたら2005年なんですね。
それでもしっかりとその時のことと、絵画から受けた印象は胸に残っています。
私はその世界観に夢中になってましたし、今見てもやっぱりいいですよね。
この独特の”陰”な感じの美しさは、不思議な魅力があります。
私が「すずめのナイフ」というアクセサリーブランドで表現したい世界観も、この”陰”な感じの美しさなんですよね。
まあとにかく、あの時に自分で美術館に行くことを決めてよかったです。そのおかげで今の私があるわけですからね。
というわけで今回は、「私に影響を与えたもの」としてジョルジュ・ド・ラ・トゥールの絵画を紹介しました。また次回、他のものについても紹介していく予定です。
ここまで読んでくださってありがとうございます。また次のコラムでお会いしましょう!
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